プロジェクトの紹介

中機は、中鋼W3製鋼工場第1転炉工場#1~#3転炉殻、ピボットシャフト、チルティングシステムの更新プロジェクトを請け負いました。2020年7月の着工以来、約2年8か月が経過し、中鋼W3での計画指導、W6、Y6および協力工場の支援と協力により、中機の専門部隊は中鋼の現場生産スケジュールと各作業スケジュールに全面的に協力してきました。転炉製鋼生産現場での高温、施工範囲の制限、設備の鉄鋼構造の干渉、空間の制限に直面し、大型設備の部品の取り外しと組立は容易ではなく、溶接品質に対する要件は厳しく、新型コロナウイルスによる作業停止、生産ラインの正常な生産を考慮するという条件において、工期が迫るなどのさまざまな困難や課題に直面しました。中機は完全な施工計画と高効率な専門的管理により、ピボットシャフトの臨時輸送レール、ターンテーブル付き大型ジャッキトロリー、炉殻の昇降と位置決め用の小型ジャッキトロリーを積極的に統合し、革新的な回転工法により大型炉殻とピボットシャフトの取り外しと設置を行いました。さらに、Bull Gear(大型歯車)の搬送と圧入作業のためにスライドハンガーを設計しました。Vessel Guide(平行移動システム)逆吊り装置は、施工用の3セットの治具も設計し、現場における各種施工接続問題を効果的に解決し、さまざまなプロジェクトの詳細を段階的に最適化しました。緊迫した操業停止期間において、中鋼グループのチームと持続的改善の精神を発揮し、プロジェクトの実行が安定的に加速され、工期を短縮しました(3回の現場での解体・組立目標後期と実際の工期はそれぞれ118日/118日、102日/99日、103日/97日)。各転炉はスムーズに予定通り、目標の品質通りに、ゼロ災で工事は完了しました。2023年3月6日に転炉の最後の熱試験をおこない、生産が始まりました。本案件では目標を達成し、製鋼プロセスの安定性を向上させ、新たなイノベーションを生みました。中鋼製鋼工場は、本件の素晴らしい施工と優れた建設品質を高く評価し、当社は感謝状をいただきました。

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