中鋼機械公司チームは900勤務日近くの努力を経、度重なる困難と挑戦を一つずつ克服し、すでに2020年11月に#97荷降ろし専用3、4号埠頭船の荷降ろし機の新旧交換作業の現場検査を終え、中央W1の指導、W6、Y6及び請負設計業者である日本IHI運搬機械株式会社(IUK)の全面的な協力のもと、2021年6月末、順調に新荷降ろし機の性能テストを終えました。中機はまた本プロジェクトの実行と実現を通じ、大型ターンキープロジェクトの自主設計と性能修理能力を着実に高めました。

新しい船からの荷降ろし機の重量は約1,700トン/台、ゲージ(Span)20メートル、アーム高77.7メートル、トラス長約85メートルで、超大型重負荷構造機械設備に属します。生産ラインの正常な運転への影響を避け、道路輸送の限界と埠頭の支持力を考慮し、中機プロジェクトチームは荷降ろし機全体の出力モードを採用し、完全な吊り下げ計画の下、高雄港#74埠頭のバックラインで現場溶接と機電設備の施工組み立てを行い、完成後は再び重量物運搬船で設備を直接中鋼原料荷降ろし埠頭まで運搬し設置を行いました。また古い荷降ろし機の走行車輪が方向転換できないという制限を克服するため、再度重量運搬船で古い荷降ろし機を#74埠頭のバックラインまで戻し、安全措置計画に基づいて完全な設置を行ったうえで解体を行いました。

中鋼は洗練された鉄鋼工場を目指し着実に歩みを進めています。
中機も引き続き中鋼の最適化関連作業に協力しており、中鋼の生産の安定化を図り、環境保護に対する改善効果を高めるため献身的に努力しています。

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